2016年03月28日

【160326】以前、未公開株で損をした。

以前、未公開株で損をした。
そこの社長が詐欺罪で逮捕されて会社がつぶれたのである。当然、株券は紙屑と化した。
その会社は、金持ち向けの雑誌を刊行していて、金持ちの子弟をスイスとかの学校に入学させる代行業なども手がけていた。
同社のビジネスモデルには興味がなかったが、いろいろいきさつがあって購入することになった。
時代はいわゆるネットバブル期。こういう与太話がそこらじゅうに転がっていた。
私のところにもよくそんな話が持ち込まれ、手を出しては儲かったり損したりしたものだ(尚、株や為替はアベノミクスで上がったときに全部売り払った。今後はいっさいやらない)。
友人のギャラリストが当該社長と仲が良く、彼らの豪勢なセレブ話をよく聞かされたものだ。
そんなのはしょせん「広告宣伝」だからと話半分で聞いていたが、噴飯話が多くて楽しかった。
たとえば、「NASAが撮影した映像が手に入る。それを上映する立ち食いそば屋を始めようと思う。ついてはーー」とか、思い出すだけで笑いがこみ上げてくる。
マルチビジネスをやる人の常套的手法は、派手な生活ぶりを披露して「子ネズミ」を集めるというもの。
つま先をぶるぶるさせながら背伸びして、ギリギリの見栄戦略を展開している。
「資本」が尽きたら、そこでおじゃんだから悲壮感がすごいのだが、昨今、その手法が民間人の間にも広がってきているようである。
フェイスブックで派手で楽しげな生活ぶりを披露するさまに、その雰囲気を嗅ぎ取る。
もっとも、セレブ商売やマルチをやる人は、たとえ見栄や虚勢を張っても、そこにキャッシュポイントがあるからまだいい。
だが、一般人がいくら見栄や虚勢を張ったところで得られるものは「いいね!」でしかない。
よけいなお世話であるが、あまりにも無為な営みではないか。
フェイスブックを引退して3ヶ月になる。やめてほんとによかったと思う。
日常のなかに巣食う見栄ポイントが極端に減ったからだ(たとえば、無為に写真を撮らなくなった)。
フェイスブックは見栄の博覧会。へたに参加すると、足元をすくわれかねない。


posted by 雄峰 at 07:59| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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