2016年03月25日

【160226】昔なら、この風邪で死んでいたことだろう。

昔なら、この風邪で死んでいたことだろう。
大正時代の平均寿命は40歳そこそこ。50歳を超えたのは戦後になってからだ。
「人生50年」という認識で生きるとはどんな心境だろうか。
60歳まで生きられたら10年のボーナス、70歳まで生きられたら20年のボーナスと感じたのではないか。
よく戦地から生還した人が「残りの人生は余得」というような発言をするが、それが近いのだろう。
となると、「人生80年時代」は不幸なことかもしれない。もし60歳で死んだら20年損した気持ちになるからだ。
そう考えると、「人生は50年」ととらえ、そこでいったん人生を完結させようとする死生観を持つことは(たとえその後長生きしたとしても)、濃密でお得な人生を送るための要諦ではないかとも思う。
自殺者は「49歳男性」が突出して多いという。これはあるいはこのあたりの心情の表れなのかもしれない。


posted by 雄峰 at 11:35| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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