2016年03月25日

【160210】「大学客員教授」という肩書きは、大名家で剣術指南する兵法者のようで私は気に入っていた。

「大学客員教授」という肩書きは、大名家で剣術指南する兵法者のようで私は気に入っていた。
だが御役御免となり、ふたたび浪人の境遇に戻ることになった。
浪人とはいうが、会社経営者や医療法人理事という肩書きはある。
だが、そんな生業は、どこか内職的な位置づけで、それを名乗るのはどこか気恥ずかしいものがある。
それならむしろ浪人と名乗ったほうが気分が盛り上がる。
学生相手の渾身講義はじつに張り合いがあった。学生の評判も上々で、これこそ天職なのだろうと思った。2年前に終えたラジオもそうだった。私はこの2年で、立て続けに活躍の場を失ったのである。
だが、これでいい。ここまで追い込まれれば、ふたたび世に出ようという気持ちが俄然高まるからだ。
それから、またラジオでも大学の講座でも再開すればいい。
指示されても自ら計画しても、なかなか思うようには動けないのが中年男だ。
こうして外的に追い込まれることは、願ってもない行動機会になる。天に感謝すべきであろう。


posted by 雄峰 at 11:21| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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