2016年03月25日

【160118】知り合いが夜のバイトを始めた。警備員か倉庫などの肉体労働らしい。同時に、彼はMBAの勉強も始めたという。

知り合いが夜のバイトを始めた。警備員か倉庫などの肉体労働らしい。同時に、彼はMBAの勉強も始めたという。
どういう事情なのかよく知らないので、「生活が困窮したので、MBAを取得して挽回しようとした」という「別人」を設定して話を続けることにする。
以前、渡部昇一先生がラジオご出演の際、「勉強ほど怖いものはない。へたに勉強すると一生を棒にふる」とおっしゃっていた。
そう、勉強はリスクなのである。
勉強というと、無条件でよきものと認識されているが、そうではない。
戦略なき勉強は地獄の一丁目。終わりなき泥沼に身を投じることになりかねない。
司法試験に受かれば一生安泰だと思って挑むが、もはやそう甘くはない。お客さんがつかなければ、弁護士だろうと医師だろうと食いっぱぐれる。今後ますますそういう傾向が強まること必定だ。
だから、やみくもに勉強に走ってはならない。転職、結婚、起業、入信なみのリスキーな取り組みだからだ。
勉強に打ち込んでいれば、目先の自己充足感が得られる。それがくせものだ。それに溺れてしまいかねないからだ。
長期戦略の上に位置付けられた勉強でないかぎり、目の前の仕事に打ち込むほうがよっぽど我が身のためだろう。勉強に逃げてはならない。


posted by 雄峰 at 11:03| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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