2015年12月02日

男酒日記 77日目「光陰矢の如しという幸せ」


悪くいえば単調、よくいえばリズムにのっている日々は、まさに光陰の如く過ぎ去ってゆく。
断酒して以来、月日の過ぎ行くのが早いこと早いこと。
一方、目新しいことが多いと、時間の経過は遅くなる。
見知らぬ地への「行き」は「帰り」より、ずいぶん時間がかかるように思えるものだ。
これまでの人生でもっとも時間の流れが遅かったのは、選挙に出たときのことである。
表明した途端、もみくちゃになって、上下左右もわからなくなるような日々が続いた。
それはわずか数日であったのだが、あれほど時間の経過が遅く感じられた経験はほかにない。
よく事故を起こすとスローモーションになるというが、あれも同じ脳内の作用なのだろう。
刺激が強くなればなるほど、脳はゆっくり解釈しようとするものなのであろうか。
こうしたことからも、断酒以降の日々の意味というものがわかってくる。
ひとことでいえば「刺激がない」のである。
刺激がないといえば、「お気の毒」と返ってくるかもしれないが、それはステレオタイプな反応だ。
もはや、刺激に身悶えするような歳ではない。
単調な日々の繰り返しのなか、着実に積み重ねてゆく時期である。
月日が経つのが早く感じられれば感じられることは、喜ぶべきことなのである。

写真:高尾模型は、私も少年時代よく通った。ガンプラでビルが建ったそうだ。
坊やは「国鉄」好き。当時の車両のがあきらかにセンスがいいからね。

12250004_899667883446008_4426267479310167569_n.jpg



posted by 雄峰 at 11:35| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。