2015年12月02日

断酒日記 63日目「情報の罠 収集しているのは、気分を正当化する材料」


飲まなくなってから、めっきりネットニュースを見なくなった。
二日酔いで迎えた朝、起き上がれず、ひたすらダラダラ見ていたものである。
そもそもニュースをはじめとした「情報」などというものは、私にとってまず役に立たない。
サラリーマン同士の日経新聞をネタとする語らいを否定するわけではないが、私のような者にとって新聞情報は使い道がない。
広域かつ詳細に物事を把握することは、逆に世の中を見えなくしてしまうからだ。
だから、新聞については、読んだ回数より登場した回数のが多いくらいである。
また、新聞に限らず、マスコミの論調を読むと、人物や物事に対して批判的というか攻撃的になってよくない。
元来の論評体質が悪化して、ますますイヤなおやじになってしまう。
そして何よりも、自分に関係のないことに無用の関心を持つことは、気が散漫になり集中力を減退させてしまう。
TPPや傾くマンションの問題は、私と何の関係もない。私のような者が、これらの当事者を論評する資格はないのである。
これが、自分の利害に直結するような出来事なら話は別だ。
たとえば、消費増税は事業者(消費者としてではなく)としては注目している。動向次第では、打たねばならぬ手立てがあるからだ。必要とあらば、声を張り上げる覚悟もある。
これはけっして利己的というわけではなく、「一隅を照らす」という責任ある態度だと自負している。
「偏差値教育」というと「悪」と条件反射するように、「情報」というと「収集」というのも思考が停止した条件反射ではあるまいか。
人間、しょせん自分の「気分」で生きているものである。ああしたい、こうしたいというのがまずあって、それを補強してくれる「情報」を集めているにすぎない。
飲みたい者は酒は百薬の長という「情報」を集め、飲まぬ者は酒は毒という「情報」を集める。要は、納得するための根拠を探しているだけのことなのである。
そんなものを集めるくらいなら、さっさと直観で動けばいい。「情報」収集など時間の無駄なのである。

写真:テレビはこの20年、「探偵!ナイトスクープ」と「NHKスペシャル」のみです。欠かさずみてます。

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posted by 雄峰 at 11:21| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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