2015年12月02日

断酒日記 55日目「『1日を生き切る』とは、やるべきことを日課に盛り込むこと」


外からの刺激をきっかけに行動できるのは、若いうちだけ。30代も半ばを過ぎれば、外部からの刺激では行動できなくなる。
それでも、それまでの「成功体験」から離れられず、人生好転のきっかけにしようと刺激を求めてさまよってしまう。
酒場をさまよい、パーティを行脚する。新しい出会いで人生は変わるはずーー刺激で人生を変えようとするのが、東京砂漠に生ける者の悲しいさがだ。蜃気楼にいくら手を伸ばしたところで、何も掴めやしない。
彼らが掴もうとするものは、刺激をつうじてでは獲得できない。
なぜなら、中年以降の刺激は「外」ではなく、「内」にシフトしてしまっているからである。
もっといえば、中年になっても依然として「外」の世界に可能性を求めているあたりで、そもそもセンスがない。
その頃までに未練を残さぬように取り組んでおくべきであろうし、仮に思い残すことがあったとしても、それは潔くあきらめるのが成熟した大人というものであろうから。
ともかく、刺激は「内」にある。そこには、まだ見ぬ世界が広がっている。
では、いかにすれば、その世界にアクセスすることができるのであろうか。
それは日々の習慣に磨きをかけることだ。
仏教の講話でよく「1日を生き切れ」ということがいわれる。
長らくその意味がわからなかったが、「1日を生き切る」とは、どうやら、やるべきことややらねばならぬことを1日の中に盛り込むという意味なのではないか。
たとえば、ジョギングにしても、週末やろうとすると面倒なものだ。日課に組み込んでしまえば、身体は自動的に動く。
運動に限らず、仕事、勉強、趣味。まとめてやるのではなく、日課の中に埋め込み、毎日毎日少しづつ手がけてゆく。それが、1日を生き切るということなのではないか。
だが、1日に詰めこめる容量は厳然と存在する。そこで私は日課の中から、晩酌を外すことにした。
写真:高尾山麓「するさしの豆腐」。アルコール治療の駒木野病院のすぐそば。おかげさまで、「依存症」ではないという診断でした。(^^)

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posted by 雄峰 at 11:11| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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