2015年11月02日

断酒日記 53日目「スタンプラリー人生に終止符を」


断酒、4時起き、急激ダイエット、1日1食、各種作品完読、広辞苑通読、JR全線完全乗車ーーどうやら私は「急激」と「極端」に酔うたちらしい。
思えば、むかしからそうであった。何事につけても、毎日まんべんなく遂行することが苦手であった反面、興味を持つと没入する。
見方を変えれば、刺激がなければ、行動がにぶる。そのせいで、ずいぶん苦労してきた。
だがよくしたもので、異形の集中力だからこそ突破できる壁もある。
12歳の中学受験、21歳の初めての起業、30歳の2度目の起業がそれにあたる。
これはてっきり9年周期かと、「39歳」に期待していたが、空振りに終わった。
ともかく、いまこうして生きながらえているのも、その異形の集中力が折々発揮されてきたからにほかならない。
だが、これは宝くじを時々当てながら生計を立てているようなもので、専業主婦と幼な子二人抱える中年男からすると、きわめて心もとない。
「九年寝太郎」生活をいかに手堅いものに切り替えてゆくか、これが目下のテーマである。
そのためには「銀行員」のように生きることが不可欠であると考えた。
毎日早起き。週末はしっかり休み、御家中の一員としてつつましく生きる。そんな暮らしぶりだ。
ところが、そういう目標を掲げた途端、「銀行員」生活に猛然と突き進んでしまう。そのあたりからして、すでに「銀行員」ではないのだが。
内山節さんは「千年かけて稲作をなくすというのならいいが、10年でなくすのはよくない。何事においても急激は悪である」という主旨(というより私の勝手な解釈)のことを述べておられた。
その点、私がやってきたことは「10年で稲作全廃」という激しい計画ばかりであった。
この急激志向をなくすことが必要であるとわかればわかったで、こんどは、急激志向をいかに急激に捨て去るかばかり考えてしまう。
この3日間、スタンプラリーにいそしんでいた。私の人生はまさにスタンプラリー然としている。
スタンプラリーは坊やとの楽しみ程度にして、一個人としては中庸を志向してゆくべきなのだろう。
だが、今さら何をどうすれば、中庸に近づけるのか、それがよくわからない。
写真:北信越スタンプラリー、3日かけてコンプリート。「何事も始めるからには完全制覇せよ」。これが、父の教えです。

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posted by 雄峰 at 13:41| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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