2015年11月02日

断酒日記 52日目「中年の危機 ユングは家を、私は池をつくった」


中年期を迎えたユングはいきなり家をつくりはじめた。いくつもの塔が印象的な家で、彼は増改築を繰り返した。
3年前、急に思い立ち、私は池をつくりはじめた。
それは池というより、ビオトープというべき水辺であり、そこはメダカ、タナゴ、ヨシノボリ、ドジョウ、タニシなどによる「地上の楽園」であった。
カキツバタ、ショウブ、ガマ、ミズキンバイ、ヨシなども植えた(ちなみに池は「盛池」と名づけた)。
その後、隣接する土地に家を建てたり、未曽有の大雪を経験したこともあり、翌年には、一からつくりなおした。
それだけでは飽きたらず、もう一つ池をつくった。こちらにはすくってきた金魚や釣ってきた魚を放り込んだ。
心理療法の一つに「箱庭療法」というのがあるが、ユングの家や私の池は、いわゆる「中年の危機」に対する自己療法なのかもしれない。
このたびの断酒にしても健康云々というより、中年の危機への対処の一つであるような気もする。
少年が青年となり、そして壮年を迎える。人生がどんどん加速するなか、いったん停止して、心身や身の回りを検証し、必要な措置を講じたい。私の潜在意識はそのように私に命じたのかもしれない。
「潜在意識は天才」という石原加受子先生の言葉を思い出す。
潜在意識からのメッセージをキャッチできない、その結果、行動に移せないでいると、心というものは病んでしまうのかもしれない。
成熟日本、敵は敷居の外ではなく、心の内に在るように思える。
写真:十日町駅で、飲んべえ列車「越乃Shu*Kura」に遭遇。これから上越妙高駅に向けての出発前。真人間になって、いずれ乗りたいものだ。

12063861_889413454471451_6913171384999028585_n.jpg

12190104_889413474471449_4580021864379771175_n.jpg



posted by 雄峰 at 13:39| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。