2015年11月02日

断酒日記 43日目「自分の頭で考えるな」


家内が赤ちゃんにかかりきりになっているので、坊やと過ごす時間が増えた。
子供ほど知的刺激を与えてくれる存在はない。とても楽しいし、とても勉強になる。
断酒のきっかけになったのも、「お酒飲まないほうがいいんじゃないの」という坊やのひと言であった。じゃあ、やめよう。
いまこうして早起きしているのも、「夜お仕事しないほうがいいんじゃないの」という神託で始まった。じゃあ、そうしよう。
汚れちまった大人は、もはや自分の頭で考えないほうがいい。思いつくことはせいぜい怠け方、戦い方、ズルの仕方くらいであるからだ。
子供の言うとおりにすれば、物事は自然とうまくいくように思える。
彼らは平和主義であり常識的。師と仰ぐにふさわしい存在だ。
また、子供を通じて、人間の本来あるべき姿を見ることもできる。わかりやすいのは睡眠と排泄だ。
坊やはたいてい6時半、遅くとも7時には寝ている。それからえんえんと眠り続け、朝6時、お寺の鐘が聞こえてくるころ、パカッと目を開ける。
よく子供が朝起きられないと、親がこぼすが、原因は親にある。
子供は長時間の睡眠が必要なのである。それを9時、10時まで眠らせないでおいて、朝7時に起こすのは酷というものだ。
それは我々にとっての4時間睡眠みたいなものであるからだ。子供は小さな大人ではないのである。
あと、うんこがすごい。バナナを凌駕するサイズ、完璧な色かたち。
あんなのが出たら、さぞかし気持ちがいいだろうなあ。
不思議なことがある。それは、子供は酒を忌避することである。
飲んだことないのに嫌う。親のやることはたいてい真似るのに、酒にだけは興味を示さない。これはなぜだろうか。
これは彼ら特有の野性的な感覚で、あれは身体に害をなすものであるということを察知しているのではないか。
すっかり世俗にまみれて、本来の感性を喪失してしまった大人たちよ、汚れちまった頭で考えるな。
子供たちの言葉に素直に従おうではないか。
写真:幼稚園の帰り道は、川原でおやつ。和菓子屋は楽しいね。坊やも私もお団子が好きです。

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posted by 雄峰 at 13:31| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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