2015年10月19日

断酒日記 39日目「アルコール落人の里、八王子」


写真は、仕事場からの展望。左の山は高尾山で、中央奥の茶色い建物が駒木野病院である。ここはアルコール医療で知られている。
昨日は、ここでアルコール害に関する公開講座があったので受講してみた。
足を踏み入れると、随所に患者がいる。
その姿はまさしく「アルコール落人」。酒で転落した者たちが再起を期して、治療に専念している。
ちなみにアルコール依存症患者は、厚労省調査によると、1000万人弱と推計され、そのなかで治療を受けているのはわずか5パーセントほどであるという。
落人のなかには、もはや再起は困難であろうという人も散見され、目を覆うばかりだ。
さすがに私はその域には達していないが、いつ何どきそうなるかはわからない。アルコール依存症は誰にでも忍びよる「病気」だからである。
今日勉強になったのは、アルコール依存症とその予備軍の境界線だ。
MRIの画像で両者の脳を比較すると、脳があきらかに変質していることがわかる。
そして、ひとたび変質すれば、アルコール依存症となり、もはや健常には戻れないという。茹卵を冷やしたところで生卵に戻らないようなものだ。
そうなると、社会で生きてゆく上では断酒の他に道はない。
ひるがえって言えば、そこまで悪化していなければ、酒との共存は可能ということになる。
では、私はいったいどの段階なのであろうか。
ネットにあるアルコール依存症度チェックテストによれば、私はいかにもアルコール依存症患者という診断になる。
だが、今日の講座によれば、断酒初期、深刻な禁断症状に襲われるというが、私にはそれがまったくなかった。
それを考えると、アルコール依存症とまではいっていないようにも思える。
こういうとき、自己診断は禁物だ。再来週、診察を受けることにして、駒木野病院を後にした。
写真:仕事場から駒木野病院を遠望。八王子市内にはアルコール医療の病院が多いと知人の精神科医が言っていた。八王子はアルコール落人の里だったのである。
院内の資料は多種多様。一読するだけでも、けっこう抑止効果がありそうだ。

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posted by 雄峰 at 10:39| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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