2015年10月19日

断酒日記 37日目「始めるから、終えられる」


友人から、「断酒日記のネタが払底しないか?」と心配されたが、その心配はない。
ともかく書き始めれば、何がしか書き上がるからだ。
「書き始めるから、アイディアがわいてくる」
野口悠紀雄さんは『「超」文章法』(それとも『発想法』だったかな)でこんなことを述べている。
始めれば、頭が回転し始める。
これは文章を書くことにかぎらない。断酒でも早起きでも同様。始めてしまえば、それを支えるシステムがしだいに構築されてくる。
ビジネスも例外ではない。事業プランを決める前に会社を設立しまうくらいの勢いが必要だ。つくってしまえば、事業企画や理念も浮かんでくる。
何においても始めてしまうのがいちばん手っ取り早い。
思い立ったが吉日。世にいう成功者は、天からの啓示を受けたとたん走り出しているようである。
この考え方の対極にあるのが「準備志向」。準備や勉強に地道をあげ、なかなか始められない人は少なくない。
たしかに準備は大事だ。イチロー選手も日々の準備の大切さを説いている。
だが、準備とは始めた後の日々の営みにおいてなされるべきことであり、「始める」ための準備は無用であろう。
そういう点で、セミナー、勉強会、指南など、学習システムの充実は、実践への踏み込みを弱めていると思われる。
案ずるより産むが易し。究極(野口悠紀雄さんはこの言葉が嫌い)の思考法とは、いきなり始めてしまうことなのである。
写真:野口悠紀雄『「超」文章法」、堀井憲一郎『いますぐ書け、の文章法』の2冊は役立つ。

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posted by 雄峰 at 10:37| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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