2015年10月19日

断酒日記 35日目「茶のこころ」


酒の代わりにお茶をよく飲むようになった。せっかくだから、お茶のことをいろいろ勉強してみようと思う。
手始めに知覧茶。
知覧は薩摩半島の小さな町。武家屋敷と戦中、特攻基地が置かれていたことで知られている。
過去に3度旅し、特攻記念館で、英霊の事績にふれては号泣した。
知覧を南下すると指宿。さざなみを耳にしながらの砂蒸しは最高だ。
指宿から山に入ると池田湖。ここには1メートルもの大ウナギが棲息している。実物は、湖畔の土産物屋で見ることができる。これが怪獣イッシーの正体なのだろう。
ウナギといえば本場は鰻池。古くは、佐賀の乱で落ちのびた江藤新平が西郷隆盛を訪ねてきた温泉地であり、近年では、映画「男はつらいよ」で、登場人物の失踪先として登場した。
20余年前のプータロー時代、ロケが行われた宿に泊まった。
映画の主人公がやっていたように、宿で竿を借りて、鰻池に釣り糸を垂らしてみた。蝉の声がかまびすしい、夏の夕暮れ時のことである。
翌朝、宿の前の水路にスッポンらしき影を目撃した。宿のおばさんに伝えると、おじさんとともに飛び出していった。
薩摩半島でいちばん好きなのは坊津である。
遣唐使船最後の寄港地で、かつて日本三津とよばれた湊も今は昔。密貿易屋敷や石畳が名残をとどめるだけだ。
枕崎はカツオ漁で知られる。
夜半、港近くの飲み屋に入って、カツオ料理と芋焼酎を堪能した。酔っ払って、港をふらふら歩いた。
お茶から始まった話が結局酒の話に行きついてしまった。早く一人前の男になって、うまい酒を飲んでみたいものだ。

写真:知覧茶 100グラム1000円。あずき羊羹と栗羊羹。こんなの、食べるようになるとはゆめにも思わなかった。

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posted by 雄峰 at 10:34| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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