2015年10月01日

断酒日記 18日目 「死屍累々の高尾駅」

断酒もさることながら、こうして日々日記を記すというよき習慣を獲得できたことは喜ばしい。
酒を通じて、自省する時間を持つようになれた。
酒は私にとって最大の弱点である。人によってはそれがカネであったり、オンナであったり、ギャンブルであったり、浪費であったり、ドラッグであったりするのだろう。
不慮の死は、その者の弱点によってもたらされると司馬遼太郎は言っている。
酒による不慮の死とは、大量飲酒による病死、酔っ払っての事故死、あるいは酒席で喧嘩して殺されるなどであろうか。
私の仕事場は高尾にある。夜中1時半ころ終電が到着すると、寝過ごした酔客たちが駅から吐き出される。
タクシーで帰宅したり、近隣のマンガ喫茶に逃げ込めればいいのだが、週末ともなると、きまって数名、血ヘドを吐いて路上に屍を晒している。
仕立てのいいスーツはゲロにまみれ、財布も胸ポケットからはみ出している。
彼らはいずれ大事故に見舞われるだろうなといつも思う。
ちなみに、私はこういう酔い方をすることはない。
いくら酔っても、きちんと帰宅し、財布やカバンを所定の場所に置き、歯を磨き、着替えて寝付く。意識はなくとも、そのあたりは自動操縦だ。
病死については、患っていた脂肪肝は、こたびの断酒で改善するだろう。
だが、喧嘩については、依然として調子づいてよけいなことを言う放言癖があるので、危険性は消え去っていない。
つぎは言葉遣いか。物言いについて修正していかねばなるまい。
坊やも日に日に言葉を覚えてきている。彼が習得するに値する言葉遣いを私自身がまず習得せねばならぬのだろう。

写真:我が家の田んぼ。来週には稲刈りしないとなあ。

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posted by 雄峰 at 09:30| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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