2015年09月17日

断酒日記 6日目 「走ってから読むか、読んでから走るか」

断酒によって生み出された時間の行き先は二つあり、その一つはジョギングである。
これまでもジョギングは日課になっていた。河川敷を約8キロ走って、汗だくになって戻って来て、ひと風呂浴びて、グビクビやるのが至福の時であった。
だが、その楽しみがなくなった。ここではじめて気づいたのだが、8キロどころか、まだまだ走れそうなのである。
今までは早く飲みたいがために、自分に手心を加えていたようである。
ここ数日は、一息入れてから、もう一度コースに出て行く。そんなことが2度ばかりあった。
中世の貴族たちは、食べるために吐いて、また食べたというが、私も飲むために走っていたのであった。
ジョギングに加えてもう一つ。本をよく読むようになった。夕方から読み始め、消灯までに一冊読める。
昨夜読んだのは村上春樹の新刊『職業としての小説家』。
仕事に注力するための個人的なシステム(ひらたく言えばルーティンワーク)を編み出す過程が興味深い。
私のジョギング習慣は5年前から、1日1食と断酒は今年から。これらもおのれを最大限に活用するためのシステム構築が狙いである。
村上春樹という先哲の格闘をこういうかたちで読むことができたのも断酒の効能の一つである。

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posted by 雄峰 at 10:24| 落人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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